理学療法士(PT)とは、病気や事故などによって障害を負った人の社会復帰を目的に、患者の運動機能回復治療を行う技術者です。
理学療法士(PT)の就職・仕事内容や平均給与など
就職・転職
一般病院、リハビリテーション専門病院、リハビリテーションセンター、サッカー・野球のチーム、専門学校など。現在は就職率は高いが、合格者数が多いため、就職先が選べなくなってきている。
仕事内容
主に、マッサージや電気刺激治療、温熱、運動訓練などの治療を行います。
資格試験概要
受験資格
1.学校教育法(昭和22年法律第26号)第90条第1項の規定により大学に入学することができる者(法第11条第1号の規定により文部科学大臣の指定した学校が大学である場合において、当該大学が学校教育法第90条第2項の規定により当該大学に入学させた者又は法附則第6項の規定により学校教育法第90条第1項の規定により大学に入学することができる者とみなされる者を含む。)で、文部科学省令・厚生労働省令で定める基準に適合するものとして、文部科学大臣が指定した学校又は厚生労働大臣が指定した理学療法士養成施設において、3年以上理学療法士として必要な知識及び技能を修得したもの(修業し、又は卒業する見込みの者を含む。)
2.外国の理学療法に関する学校若しくは養成施設を卒業し、又は外国で理学療法士の免許に相当する免許を得た者で、厚生労働大臣が(1)に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認定したもの
3.法の施行の際(昭和40年8月28日)現に文部大臣又は厚生大臣が指定した
学校又は施設において、理学療法士となるのに必要な知識及び技能を修業中の者であって、法施行後に当該学校又は施設を卒業したもの
試験内容
●筆記試験
□一般問題
①解剖学、②生理学、③運動学、④病理学概論、⑤臨床心理学、⑥リハビリテーション医学(リハビリテーション概論を含む。)⑦臨床医学大要(人間発達学を含む。)、⑧理学療法
□実地問題
①運動学、②臨床心理学、③リハビリテーション医学、④臨床医学大要(人間発達学を含む。)、⑤理学療法 (総得点278点中167点以上、実地問題120点中43点以上で合格となります。)
●口述試験及び実技試験
(点字試験受験者に対して、実地問題に代えて次の科目について行う。)
①運動学、②臨床心理学、③リハビリテーション医学、④理学療法、
⑤臨床医学大要(人間発達学を含む。)
願書受付期間
1月上旬~中旬頃まで
試験日程
●筆記試験・・・・2月下旬頃
●口述・実技試験・・・・2月下旬頃
受験地
●筆記試験・・・・北海道、宮城、東京、愛知、大阪、香川、福岡、沖縄
●口述・実技試験・・・・東京
受験料
10,100円
合格発表日
3月下旬頃
受験申込・問合せ先
理学療法士国家試験臨時事務所 03-5200-5860
厚生労働省医政局医事課試験免許室 03-5253-1111