建築士とは、総称して、一級建築士、二級建築士及び木造建築士の資格を有して建築物の設計、工事監理等を行う技術者をいいます。
取り扱うことのできる建築物の規模により級が異なり、超高層ビルから、一戸建てまで、あらゆる建築物に対し十分な機能と耐久性を持つように設計、工事監理を行います。
合理性と快適さまで演出する豊かな感性とオリジナリティも要求されます。
建築士の就職・仕事内容や平均給与など
就職・転職
建築事務所が一般的。
独立も可能ですが、センス、営業力、人柄が重要になります。
仕事内容
設計と、工事が図面通りに行われているかを確認する工事監理等の業務を行います。
資格試験概要
受験資格
●一級建築士
1.二級建築士として建設実務通算4年以上の者。
2.建築設備士として建築にかかわる実務経験4年以上を持つ者
3.国土交通大臣が指定する建築に関する科目(指定科目)を修めて卒業後、所定の実務経験者(原則平成21年度入学者から適用)
●二級建築士・木造建築士
1.国土交通大臣が指定する建築に関する科目(指定科目)を修めて卒業後、所定の実務経験者(原則平成21年度入学者から適用)
※所定の学校において、所定の科目(40単位)を修めて卒業した者は実務経験が免除されます。
2.建築実務の経験7年以上
3.建築設備士の有資格者
試験内容
●一級建築士
□学科試験(四肢選択:125問/6時間30分)
①建築計画、建築積算等
②環境工学、建築設備(設備機器の概要含む)等
③建築法規等、④建築力学、建築一般構造、建築材料等、⑤建築施工等
※「学科の試験」の合格者からは、申請により、「学科の試験」に合格した一級建築士試験に引き続いて行われる次の2回(従来は1回)に限り、「学科の試験」が免除されます。
□設計製図(1課題/6時間30分)
事前の公示課題で設計製図を行う
●二級建築士・木造建築士
□学科(五肢選択:100問/6時間)
①建築計画、②建築法規、③建築構造、④建築施工
□設計製図(1課題/5時間)
事前の公示課題で設計製図を行う
※学科の合格者は翌年(2級・木造は翌々年)に限り本人の申請で免除されます。
受験申込・問合せ先
公益社団法人 建築技術教育普及センター本部 03-5524-3105
公益社団法人 建築技術教育普及センター本部(関東支部) 03-5524-2176
公益社団法人 建築技術教育普及センター北海道支部 011-221-3150
公益社団法人 建築技術教育普及センター東北支部 022-223-3245
公益社団法人 建築技術教育普及センター東海北陸支部 052-261-6816
公益社団法人 建築技術教育普及センター近畿支部 06-6942-2214
公益社団法人 建築技術教育普及センター中国四国支部 082-245-8055
公益社団法人 建築技術教育普及センター九州支部 092-471-6310