司法試験とは、誰もが知っている超有名資格。司法制度改革によって2006年度より主に法科大学院修了者を対象とした新しい司法試験。
裁判官、検察官又は弁護士となろうとする者に必要な学識及びその応用能力を備えているかどうかを適確に評価するため、知識を有するかどうかの判定に偏することなく、法律に関する理論的かつ実践的な理解力、思考力、判断力等」を判定するものとされ、さらに「法科大学院課程における教育及び司法修習生の修習との有機的連携の下に行う」(改正司法試験法より)
弁理士の就職・仕事内容や平均給与など
就職・転職
法律事務所、検察及び裁判所その他、一般企業でも法務部などのセクションで有資格者としてもちろん通用します。
仕事内容
訴訟の代理人として出廷し、依頼人の法律上の利益を弁護や法廷活動、その他紛争の予防や解決う弁護士。検察官刑事事件について起訴要求する検察官、判決を言い渡す裁判官、その他企業法務、金融法務、渉外業務、事業再生・倒産法務など所属によりますが多岐にわたります。
資格試験概要
受験資格
■(新)司法試験
法科大学院課程の修了者および司法試験予備試験の合格者。
■司法試験予備試験・・・・制限なし
法科大学院を修了しなくても資格取得する途を開くための制度。
受験資格の制限はなく、誰でも受けることができ、この予備試験に合格すると(新)司法試験の受験資格を与えられます
<新司法試験の受験回数の制限>
新司法試験は、法科大学院修了後(または司法試験予備試験合格後)最初の4月1日を基準として、5年以内3回までの受験制限があり、法科大学院修了前の最後の2年以内の現行司法試験の受験も、1回としてカウントされます。
試験内容
●(新)司法試験
□論文式試験
①選択科目(3時間)
(専門的な法律の分野に関する科目として法務省令で定める科目のうち受験者のあらかじめ選択する1科目)
②公法系科目(2時間×2)
③民事系科目(2時間×3)
④刑事系科目(2時間×2)
□短答式試験
①民事系科目(2時間30分)
②公法系科目(1時間30分)
③刑事系科目(1時間30分)
●司法試験予備試験
□短答式試験
①一般教養科目、②民法・商法・民事訴訟法、③憲法・行政法、④刑法・刑事訴訟法
□論文式試験
①憲法・行政法、②刑法・刑事訴訟法、③一般教養科目、④法律実務基礎科目(民事・刑事)、⑤民法・商法・民事訴訟法
□口述試験
①法律実務基礎科目(民事)、②法律実務基礎科目(刑事)
受験申込・問合せ先
法務省大臣官房人事課 新司法試験係 03-3580-4111(代)