消費生活センターなどで相談員として働くための能力、資質を図る資格です。国民生活センターを消費者庁に統合する案がまとまったのをきっかけに、今後、国民生活センター理事長が認定する消費生活専門相談員の資格制度が廃止される可能性があります。
消費生活専門相談員の就職・仕事内容や平均給与など
就職・転職
全国の地方公共団体の消費生活センターなど。近年相談が、複雑化、高度化しており、相談業務に携わる相談員にもそれだけ高度の知識と能力が要請されるようになってきています。
仕事内容
消費者の消費生活相談(商品やサービス等の購入・契約から発生する苦情や相談ごと)の処理を行います。
資格試験概要
受験資格
制限無し
試験内容
●1次試験(択一式・○×式:200問/2時間30分、および論文試験/2時間)
①消費者問題に係る一般常識
②消費者行政に係る知識
③消費者問題に係る基礎的な法律知識
④消費経済に係る経済知識
⑤商品・サービスに係る知識
⑥消費生活相談に携わるに当たっての基礎的知識
●2次試験・・・・面接
(出題範囲についての学識及び消費生活専門相談員として業務を遂行するための適性の有無を判定)
消費生活相談員養成講座の修了試験に合格した者は、第1次試験の○×式試験が免除されます。
また、資格は、5年ごとに所定の手続きにより更新することができます。
願書受付期間
7月上旬~8月上旬頃まで
試験日程
●1次試験・・・・9月下旬頃
●2次試験・・・・11月中旬~下旬頃(地域により異なります。)
受験地
●1次試験
北海道、宮城、東京、神奈川、石川、愛知、大阪、広島、福岡、青森、岩手、秋田、山形、茨城、新潟、静岡、兵庫、山口、愛媛、高知、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄
●2次試験
北海道、東京、愛知、大阪、福岡
受験料
11,260円(税込み)
合格発表日
●1次試験・・・・11月上旬頃に通知
●2次試験・・・・12月下旬頃に通知
資格認定日は翌年1月中旬頃(登録手数料:3,500円が必要になります。)
受験申込・問合せ先
独立行政法人 国民生活センター 資格制度事務局 03-3443-7855