中小企業診断士

中小企業診断士とは、中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家です。

中小企業診断士の就職・仕事内容や平均給与など

就職・転職
経営コンサルタント会社、一般企業など。企業内でも活躍の場は大きく、また自己啓発にも役立つので人気は高く独立も可能です。

仕事内容
中小企業を対象に財務、労務、生産、事務など、経営の合理化を推進するためのコンサルティングおよび、企業が行う各種研修・教育訓練の社外講師として講義や講演を行います。

資格試験概要

受験資格

●1次試験(全科目を3年以内に7科目に合格すれば第1次試験合格となります。)

制限なし

 

 以下に該当する者は、一次試験の一部科目が免除になります。
1. 大学等の経済学の教授・助教授(通算3年以上)
2. 経済学博士
3. 公認会計士試験第ニ次試験において経済学を受験して合格した者。
4. 不動産鑑定士、不動産鑑定士補(二次試験合格者を含む)
5. 公認会計士、会計士補(会計士補となる有資格者を含む)
6. 税理士(税理士法第3条1項1号から第3号までに規定する者を含む)
7. 税理士(司法試験二次試験合格者を含む)
8. 技術士(情報工学部門登録者に限る)、情報工学部門による技術士となる資格を有する者。
9. 次の区分情報処理技術者試験合格者。
  ・ITストラテジスト
  ・システムアーキテクト
  ・応用情報技術者
  ・システムアナリスト
  ・アプリケーションエンジニア
  ・システム監査技術者
  ・プロジェクトマネージャ
  ・ソフトウェア開発技術者
  ・第1種情報処理技術者
  ・情報処理システム監査
  ・特種情報処理技術者試験

試験内容

●1次試験(全科目を3年以内に7科目に合格すれば第1次試験合格となります。)

①経済学・経済政策、②財務・会計、③企業経営理論、④運営管理(オペレーション・マネジメント)、⑤経営法務、⑥経営情報システム、⑦中小企業経営・中小企業政策

●2次試験

1.中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅰ
2.中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅱ
3.中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅲ
4.中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅳ

●口述試験・・・・中小企業の診断及び助言に関する能力
●実務・実務補習

登録申請の日前3年以内に、中小企業診断士試験に合格し、かつ、以下に該当することについて、2次試験合格後、3年以内に15日間又は8日間×2回の実務補習を行う。

□実務補習

1.登録実務補習機関による実務補習
2.中小企業基盤整備機構、都道府県等中小企業支援センターにおける実務補習

□診断・助言業務

1.国・都道府県等、中小企業基盤整備機構又は都道府県等中小企業支援センターが
 行う診断・助言業務
2.中小企業基盤整備機構又は都道府県等支援センターが行う窓口相談などの業務
3.中小企業に関する団体が行う中小企業の診断・助言又は窓口相談などの業務
  その他の団体又は個人が行う診断・助言又は窓口相談の業務
4.中小企業の振興に関する国際協力などのための海外における業務


願書受付期間

●1次・・・・5月上旬~下頃まで
●2次・・・・8月下旬~9月中旬頃まで

試験日程

●1次・・・・8月上旬頃の2日間
●2次・・・・10月下旬頃
●口述・・・・12月中旬頃

受験地

●1次試験

札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、那覇

●2次試験

札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡


受験料

●1次・・・・13,000円
●2次・・・・17,200円

合格発表日

●1次・・・・9月上旬頃
●2次・・・・12月上旬頃
●口述・・・・12月下旬頃

受験申込・問合せ先

一般社団法人 中小企業診断協会本部 03-3563-0851
一般社団法人 中小企業診断協会北海道支部試験係 011-231-1377
一般社団法人 中小企業診断協会東京支部試験係 03-5550-0033
一般社団法人 中小企業診断協会愛知県支部試験係 052-581-0924
一般社団法人 中小企業診断協会大阪支部試験係 06-6261-3221
一般社団法人 中小企業診断協会広島県支部試験係 082-227-2827
一般社団法人 中小企業診断協会福岡県支部試験係 092-624-9677